EP-HMRG は pH 7 以上ではほとんど無蛍光ですが、EP (グルタミン酸、プロリン) のペプチド配列を消化できるプロテアーゼを高発現している細胞や組織表面で分解され、非可逆的に緑の蛍光物質に変化します。生成した蛍光物質はすみやかに近くにある細胞内に取り込まれるため、組織などにおけるプロテアーゼ高発現領域を蛍光で検出できます。
ProteoFluor™ Series
[プロテアーゼ検出用蛍光プローブ]
EP-HMRG は pH 7 以上ではほとんど無蛍光ですが、EP (グルタミン酸、プロリン) のペプチド配列を消化できるプロテアーゼを高発現している細胞や組織表面で分解され、非可逆的に緑の蛍光物質に変化します。生成した蛍光物質はすみやかに近くにある細胞内に取り込まれるため、組織などにおけるプロテアーゼ高発現領域を蛍光で検出できます。
EP-HMRG
製品情報
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名称 | 反応 | Absmax (nm) | FLmax (nm) | ε | Φ |
EP-HMRG | 不可逆 | 500 | 524 | 57,000 | 0.81 |
※上記データは、反応後のものです。反応前はほとんど蛍光を示しません。
PBS (pH 7.4) 中で測定した反応後の蛍光スペクトル
H. Onoyama, M. Kamiya, Y. Kuriki, T. Komatsu, H. Abe, Y. Tsuji, K. Yagi, Y. Yamagata, S. Aikou, M. Nishida, K. Mori, H. Yamashita, M. Fujishiro, S. Nomura, N. Shimizu, M. Fukayama, K. Koike, Y. Urano, Y. Seto (2016)
Sci. Rep. 6: 26399 DOI: 10.1038/srep26399