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【赤色カルシウムプローブ】
CaTM-2™/ CaTM-2™ AM

  • 赤色領域での発光
  • 高感度にCa2+を認識
  • 細胞質のCa2+変動を可視化

新しい赤色蛍光色素 TokyoMagenta を用いた CaTM-2™ / CaTM-2™ AM は、細胞質におけるカルシウムイオン挙動解析に最適な赤色蛍光カルシウムプローブです。カルシウムイオン濃度に応じて感度良く蛍光を発します。

CaTM™-2 及び CaTM-2™ AM は 609 nm に蛍光極大波長をもつ赤色蛍光カルシウムプローブであり、UV光から可視光領域に蛍光波長を有する蛍光色素 Hoechst、Fluoresceinや蛍光タンパク質 GFP、YFP等とのマルチカラーイメージングが可能です。長波長領域は、組織透過性に優れ、光細胞毒性が低いという利点があります。

CaTM-2™ / CaTM-2™ AM はカルシウムイオンとの解離定数(Kd)が0.20 μMであり、カルシウムイオン濃度に応じて感度良く赤い蛍光を発します。

CaTM-2™ / CaTM-2™ AM は細胞にロードすると細胞質に一様に分布する、細胞質でのカルシウム濃度の解析に最適な赤色蛍光のカルシウムプローブです。CaTM-2™ はマイクロインジェクション、パッチクランプ、エレクトロポレーション等での細胞導入に適しています。CaTM-2™ AM はCaTM-2™のアセトキシメチルエステル体で、細胞膜を通過することができ、細胞内のエステラーゼにより加水分解されてCaTM-2™になり、細胞内に滞留します。これらの手法によりCaTM-2™ が導入された生細胞では、細胞内カルシウム濃度変動を蛍光強度変化としてとらえることが可能です。

CaTM-2™ / CaTM-2™ AM の特長

光学特性

Abs Max(λabs) 597 nm

Flu Max (λfl) 609 nm

Kd for Ca2+ 0.20 μM

蛍光量子収率 0.39

1. 赤色領域での発光

HeLa 細胞を用いたマルチカラーイメージング
図1. HeLa 細胞を用いたマルチカラーイメージング

核に CFP、ゴルジに YFP が発現している HeLa 細胞に CaTM-2™ AM を導入し、マルチカラーイメージングを行った。オルガネラに蛍光タンパク質を発現させたり、蛍光色素で標識した細胞でのカルシウムイメージングを行うなど、CaTM-2™ は様々なマルチカラーイメージングに利用可能である。
2. 高感度にCa2+を認識

 Ca2+存在下でのCaTM-2™
Ca2+存在下でのCaTM-2™

CaTM-2™ はカルシウムイオンを認識して蛍光強度が大きく上昇します。

CaTM-2™の蛍光特性
図2. CaTM-2™ の蛍光特性

CaTM-2™ を含んだ溶液中でのカルシウムイオンの濃度変化に伴う蛍光スペクトル変化。カルシウムイオン濃度の上昇に伴い、蛍光試薬由来の609 nmの赤い蛍光の上昇が観察される。
3. 細胞質のCa2+変動を可視化

ヒスタミン刺激による細胞内カルシウムイオン濃度変動の画像化
図3. ヒスタミン刺激による細胞内カルシウムイオン濃度変動の画像化

(a−c)CaTM-2™ AM を HeLa 細胞に導入し、ヒスタミン刺激を行った時の蛍光像(a, b)および、(a)内に1〜3で示した各細胞における蛍光強度の時間変化(c)。CaTM-2™ が細胞質に分布し、カルシウムイオン濃度の変動をとらえていることが観察される。
(d−f)一方、既存の赤色カルシウム試薬である Rhod-2 AM を用いて、(a−c)と同じ実験を行った時の画像。Rhod-2 がミトコンドリアに局在する性質があるので、ミトコンドリアでのカルシウムイオン濃度の変動しか観察できない。
参考文献
Egawa T., Hirabayashi K., Koide Y., Kobayashi C., Takahashi N., Mineno T., Terai T., Ueno T., Komatsu T., Ikegaya Y., Matsuki N., Nagano T., Hanaoka K. Angew. Chem. Int. Ed. 2013, 52, 3874 -3877.
希望小売価格
型番 製品名 容量 希望小売価格(円) プロトコル MSDS
GC501 CaTM-2™ 500μg ¥57,600 Download
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GC502 CaTM-2™ 50μg×10 ¥61,800 Download
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GC504 CaTM-2™ AM 50μg×10 ¥68,900 Download
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CaTM-2™、CaTM-2™ AM は東京大学大学院薬学系研究科薬品代謝化学教室(長野哲雄教授)のご指導の下、五稜化薬株式会社が製品化しました。なお本製品は、JST先端計測分析技術・機器開発プログラムの一環として開発されました。

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