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蛍光観察一般に関するQ&A

FAQ1. 蛍光プローブを細胞に添加するとき HBSS などの緩衝液の代わりに細胞培養培地で希釈しても良いですか?
ほとんどの場合問題ありません。
特に ROS 検出用プローブの場合、細胞によっては飢餓状態で ROS が増加する場合がありますので、 HBSS などの緩衝液ではなく、細胞培養用培地に蛍光プローブを添加する方が良い場合もあります。ただ、製品によっては培地中の成分が検出に影響を及ぼす場合がありますので、取扱説明書や文献の情報に従ってください。
FAQ2. 蛍光プローブを投与した細胞を蛍光顕微鏡で観察する前に、溶液交換は必要ですか?
目的の物質と反応する前はほとんど蛍光を発しない高性能の蛍光プローブの場合、必ずしも観察の前の溶液交換は必要ありません。培地中に未反応で無蛍光のプローブが存在した状態でシグナルのみを検出できます。ただし、細胞培養用培地中で蛍光プローブを投与した場合、培地に含まれる蛍光物質を除去するために溶液交換が必要になる場合もあります。特にフェノールレッドを含んだ細胞培養用培地は蛍光を発するため、蛍光観察を妨げることがあります(下図参照)。この場合、フェノールレッド不含の培地を使用することで溶液交換せずに観察できます。これらの溶液条件については、目的の細胞や培地に合わせて予備実験を行った上で決定されることをお勧めします。

Fluorescence of DMEM

それぞれの波長(スリット幅 20 nm)で励起したときのDMEM 培地の蛍光スペクトル。青色光で励起したときに、緑から赤の蛍光が観察されます。

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