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CaSiR-1™ / CaSiR-1™ AM に関するQ&A

FAQ1. AM体ってなに?
AMとはアセトキシメチル基のことで、AM体は細胞膜の透過性を付与するために誘導体化された化合物です。

下図のように、CaSiR-1™ AMは細胞膜を通過し、細胞内のエステラーゼの働きでアセトキシメチル基が切断されることでカルシウムと相互作用できる構造、CaSiR-1となります。また、アセトキシメチル基が切断されると水溶性が大きく向上し、細胞外へ漏れ出しにくくなります。

FAQ1. AM体ってなに?

FAQ2. 他のカチオンは認識するの?
1 mM 以下のMg2+ や 100 mM 以下の Na+、K+ 存在下ではほとんど発光しないことがわかっています。詳しくは下記の参考文献をご参照ください。

参考文献:Egawa, T.; Hanaoka, K.; Koide, Y.; Ujita, S.; Takahashi, N.; Ikegaya, Y.; Matsuki, N.; Terai, T.; Ueno, T.; Komatsu, T.; Nagano, T. J. Am. Chem. Soc. 2011, 133, 14157-14159

FAQ3. CaSiR-1™ AM で細胞を染色するにはPluronic F-127 等の界面活性剤が必要?
CaSiR-1™ AM だけでなくほとんどのAM体は非常に脂溶性が高く、DMSOに溶解してそのまま緩衝液に分散させると凝集してしまい、細胞内へ取り込まれにくくなります。そこで界面活性剤の添加や、場合によってはさらに超音波処理を行うことによって、細胞に取り込まれやすい染色液を作る必要があります。
ただし、CaTM-3 AMは水溶性が高いため、多くの場合はPluronic F-127 などの界面活性剤の添加が不要です。
FAQ4. CaSiR-1 / CaSiR-1™ AMの細胞毒性は?
現在のところ細胞毒性試験を行っておりませんが、今後MTS assayを用いて他社品との毒性比較を予定しております。測定次第、HPにアップロード致します。
また、励起光の毒性という観点からは、短波長励起>長波長励起 というように小さくなりますので、青、緑、赤色のカルシウムプローブよりも細胞に障害を起こしにくいと考えられます。
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