アプリケーションノート 五稜化薬株式会社

HomeアプリケーションノートGlycoFluor™ Series>TokyoGreen®-βGalを用いた固定細胞イメージングのアプリケーション事例

TokyoGreen®-βGalを用いた固定細胞イメージングの
アプリケーション事例

概要

TokyoGreen®-βGalは、β-ガラクトシダーゼ検出用の蛍光基質です。本製品は、生理的環境下でβ-ガラクトシダーゼと反応すると、非存在下に比べ約400倍もの蛍光を発します。よって、LacZレポーター遺伝子発現細胞など、β-ガラクトシダーゼ活性を持つ細胞の検出に広くご使用いただけます。反応後は高い膜透過性を維持し、培養液自体が蛍光を発するため、プレートリーダー等を用いた検出に適しています。また、TokyoGreen®-βGalは従来法にくらべ、細胞に添加するだけのシンプルな手法、染色時間が30分と迅速な点を特徴としており、スクリーニングに最適です。本製品は、生細胞および固定細胞の両方に使用可能ですが、ここでは大量サンプルのスクリーニングを想定して、固定細胞イメージングの方法をご紹介いたします。

細胞染色プロトコル

HEK293細胞の固定・染色プロトコル

細胞の固定・染色
  1. ガラスボトムディッシュ上に培養したHEK293細胞を、3% パラホルムアルデヒドで10~30分間固定します。※ 30分を超える時間の固定は蛍光強度が減少するためおすすめしておりません。
  2. HBSSで穏やかに1回洗浄します。
  3. TokyoGreen®-βGalを終濃度2.5 µMになるよう、HBSSまたは適切な観察バッファーで希釈し、染色液を作成します。
  4. 染色液を洗浄したHEK293細胞に添加し、37℃, 30分インキュベートします。
  5. 常法にて観察します。※ TokyoGreen®-βGalは細胞膜透過性であり、培養液中でも蛍光を発するため、反応後は洗浄しないでください。

固定、染色後0時間および24時間経過後の細胞を共焦点レーザー顕微鏡で撮影した結果

固定、染色後0時間および24時間経過後の細胞を共焦点レーザー顕微鏡で撮影した結果。
※ 蛍光顕微鏡を用いた場合も遜色ないデータが得られます。
(左) 染色後0時間の像:LacZ発現細胞で強い蛍光上昇が観察される一方、LacZ非発現細胞ではほとんど蛍光は検出されなかった。
(右) 染色後24時間の像:LacZ発現細胞と非発現細胞を明確に区別できた。

製品・サービスへのお問い合わせ

当ページに掲載している製品・サービスに関し、ご購入希望ならびご興味のある方は、こちらまでお問い合わせください。


PageTop