GC101 POLARIC™-500c6F

GC101 POLARIC™-500c6F
細胞運動時の細胞膜動態
― 山口大学大学院創成科学研究科 理学系学域生物学分野 祐村恵彦先生にご提供頂きました。 ―

概要

細胞運動時の細胞膜の動態について,キャタピラーモデルか噴水型モデルかについて,長年の論争があった。本研究では,細胞膜を五稜化薬(株)のPOLARIC™-500c6Fで蛍光染色して,運動時の細胞膜の動きを蛍光退色させることで観察する実験を行なった。その結果,細胞膜は噴水型モデルで流れていることが分かった。本研究により,上記論争に決着がついた。

※論文中PolaricはPOLARIC™-500c6Fに該当します。

図1. 細胞運動時の細胞膜挙動モデル

1. 細胞運動時の細胞膜挙動モデル

上) 噴水型モデル、 下) キャタピラーモデル

図2. 細胞膜循環の蛍光退色試験

2. 細胞膜循環の蛍光退色試験

左) 腹側の細胞膜、右) 背側の細胞膜

細胞膜をPOLARIC™-500c6Fで染色したのち,活発に移動している細胞の細胞膜の腹側中央部と背側中央部をレーザーで退色させた。細胞は前進しているが,退色部は腹側・背側ともに前進することなく基質に対しては動いていないことが分かる。この実験から,細胞膜の動態は「噴水形モデル」であることが証明された。

測定機器 ツアイス LSM 510M
測定条件 カバーグラス上
細胞(株) 細胞性粘菌AX2
動物種 細胞性粘菌
固定の有無
色素濃度 0.625 μg/ml
反応温度 22度
反応時間 1分

M. Tanaka, T. Kikuchi, H. Uno, K. Okita, T. Kitanishi-Yumura, S. Yumura (2017)
Turnover and flow of the cell membrane for cell migration.
Sci Rep. 7(1):12970. DOI: 10.1038/s41598-017-13438-5

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